2019年10月11日金曜日

ワーグナー / ワルキューレの騎行


みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。

ワーグナー作品の中で最もポピュラーな作品である『ワルキューレの騎行』についてお話をしていきます。


この曲はワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』の第一夜 楽劇『ワルキューレ』の第三幕の前奏曲です。

『ニーベルングの指輪』は、「序夜と三日間のための舞台祝典劇」と題され、1848年から1874年にかけて作曲されました。

ワルキューレとは、北欧神話に登場する複数の半神を指し、「戦死者を選ぶ者」という意味を持ちます。

日本語では戦乙女、戦女神などともいい、一般には、鎧と羽根のついた兜で身を固め、槍(もしくは剣)と盾を持ち、翼の生えた馬(ペガサスなど)に乗る美しい戦乙女の姿で表されています。

『ニーベルングの指輪』では、神々の長ヴォータンと 知の神エルダの間に生まれた9人の娘達として登場するのです。

天馬にまたがり槍と楯を持ち天空を駆け巡るワルキューレたちが戦死した兵士の魂を岩山へ連れ帰る場面の前奏曲として流れるのがこの『ワルキューレの騎行』。

気持ちが盛り上がる曲調であるのですが、1分間あたり60ビートを超えるハイテンポの楽曲となっており、聴いていると心臓の動悸が早くなり血圧が上がってしまうという調査結果もでているのだとか。

音楽の効果ってすごいですね。

それではまた。
阿加井秀樹

2019年10月8日火曜日

ベートーヴェン / 交響曲第9番 第4楽章『歓喜の歌』


みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。

今回は年末の風物詩と言っても過言ではない、ベートーヴェンの交響曲第9番 第4楽章『歓喜の歌』についてご紹介していきます。



「第九」といえば多くの人が思い浮かべるであろうあのメロディーこそが第4楽章に登場する歓喜の歌。世界的に多く知られており、EUでは国家のようにも使われているようです。

この曲の特徴はなんといっても印象的で誰でも歌えるメロディー。

シンプルで難しくないので親しみやすく誰でも歌えることで、世界的な名曲になっていったのではないでしょうか。

また、歓喜の歌と幸せそうな曲名の一方で、最初の歌詞は“このような旋律ではない!もっと心地よいものを歌おうではないか。

もっと喜びに満ち溢れるものを”といったもの。

歌が入るのは第4楽章で、第1、第2、第3楽章の素晴らしい音楽を「こういう音ではない、違う」と否定しているのです。

「歓喜の歌」の断片が登場すると、「それだ!」という感じに応じ、いよいよ「歓喜の歌」のメロディーが低弦により奏でられるのです。

次第に楽器は増え、それは賛同者が増え、幸せが世界中に広がっていくようです。1楽章から3楽章までもベートーヴェンの集大成と言える見事な音楽ですが、それを否定までしてそこからさらに先に生み出したのが「歓喜の歌」というわけです。

ベートーヴェンがいかに特別な想いで書いたメロディーであるかが伝わりますね。

それではまた。
阿加井秀樹

阿加井秀樹が紹介する「ハンガリー舞曲5番」

 みなさんこんにちは。 阿加井秀樹です。   今回はヨハネス・ブラームスの「ハンガリー舞曲5番」についてご紹介します。   ヨハネス・ブラームスが作曲した全21曲からなる「ハンガリー舞曲集」の中でも、とりわけ人気が 高く、一度聴けば忘れられない旋律を持つのが「ハンガリー舞曲第5番...