みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回はヨハン・セバスチャン・バッハが作曲したカンタータ「心と口と行いと生活によって」
の最終楽章として知られる「主よ、人の望みの喜びよ」をご紹介します。
この曲はあの大人気アニメ「エヴァンゲリオン」にて流れていた為、聴いたことがある人は多いのではないでしょうか。
この曲は、1723年、バッハがライプツィヒのトーマス教会のカントルに就任した年に作曲
されました。
この曲の特徴は3連符の装飾的な旋律と、コラール(賛美歌)の重厚な響きの対比や
繰り返される旋律とシンプルな和声進行で、この特徴が「喜び」をうまく表しています。
「喜び」というテーマは、宗教的な背景を超えて、人々の心に共感を与える普遍的な感情です。
また、シンプルな構造と美しい旋律は、聴く人を心地よく包み込み、心の安らぎを与えてくれ
ます。
この曲が世界中で広く知られるようになったのはイギリスの女性ピアニスト、マイラ・ヘスが
ピアノ用に編曲したことが大きなきっかけとなりました。
ヘスは、この曲に「Jesu, Joy of Man's Desiring」というタイトルをつけ、広く演奏しました。
彼女の演奏によって、この曲は宗教的な曲という枠を超え、幅広い層の人々に親しまれる
ようになったのです。
現代においてもコンサートはもちろん、映画やドラマのサウンドトラック、CMなど様々な場面
で耳にすることが出来ます。
ぜひこの機会に、バッハの美しい音楽の世界に触れてみてください。
それではまた。
阿加井秀樹