2023年6月28日水曜日

阿加井秀樹が紹介するヴァイオリニスト「ジョヴァンニ・ボッテジーニ」について

みなさんこんにちは。

阿加井秀樹です。


今回はイタリアの作曲家「ジョヴァンニ・ボッテジーニ」についてご紹介します。


作曲家でもあり指揮者でもあり、コントラバス奏者でもあるボッテジーニは、

その卓越した技術から「コントラバスのパガニーニ」の異名をとったといわれています。


もともとヴァイオリンの腕は卓越していたのですが、家計が裕福ではなかったため奨学金の枠が空いていた

コントラバスを選択して音楽院へ進むこととなりました。

ここからボッテジーニのコントラバス奏者としての道が開かれたのです。


また指揮者としてはヴェルディの名作「アイーダ」の初演で指揮をとっています。

しかしヴェルディがボッテジーニを高く買っていたわけではなく、ヴェルディが自らタクトを振ることに消極的であったことと、

名指揮者アンジェロ・マリアーニが病気のためボッテジーニが任されたとヴェルディの書簡に残されていたそうです。


それでもヴェルディはボッテジーニを総合的に音楽家として有能と考えており、のちにヴェルディの推薦もあってボッテジーニはパルマの音楽院長に就任しています。


コントラバスは多様な音色を持つ独奏楽器であることを世に示した功労者ともいえるポッテジーニの作品を

ぜひ一度聞いてみてください。


それではまた。


阿加井秀樹

2023年6月19日月曜日

阿加井秀樹が紹介するヴァイオリニスト「カミッロ・シヴォリ」について

みなさんこんにちは。

阿加井秀樹です。


今回はイタリアのヴァイオリニスト「カミッロ・シヴォリ」についてご紹介します。


幼いころからヴァイオリンに長けていた天才「ニコロ・パガニーニ」の唯一の弟子としても名を遺している

シヴォリですが、パガニーニだけでなくレスターノやジャコモ・コスタなどにも師事していました。

ですが、華麗な超絶技巧はやはりパガニーニ譲りといえます。


またシヴォリはヴァイオリニストだけでなく作曲、編曲も行っていました。

とくに編曲は自分が演奏できるように多くの名曲を編曲したことで知られていて、

蔑視されることもあるなかでかなりの人気がありました。

中でもジョヴァンニ・ボッテジーニの「2つのコントラバスのための二重協奏曲」は

大胆にもヴァイオリンとコントラバスの作品に書き換えています。


大胆な編曲ではありますが、2つの楽器が同時にオクターヴで鳴り響く旋律がとても心地よいのです。

作曲家として有名どころではないですが、だからこそ掘り出し物の一曲が見つかるかもしれません。


私もカミッロ・シヴォリの楽曲を聴きあさって、またみなさんにご紹介していきたいと思います。


それではまた。


阿加井秀樹

2023年6月15日木曜日

阿加井秀樹が紹介するヴァイオリニスト「ニコロ・パガニーニ」について

みなさんこんにちは。

阿加井秀樹です。


今回はイタリアのヴァイオリニスト「ニコロ・パガニーニ」についてご紹介します。


パガニーニは5歳のころからヴァイオリンを弾き始め、

13歳になるころには学ぶべきことがないほどヴァイオリン演奏に長けていたといわれています。

そのヴァイオリン演奏があまりに上手いので、「パガニーニの技術は、悪魔に魂を売り渡した代償だ」と噂され、

それを信じた聴衆が十字を切っていたそうです。


57歳で水銀中毒によりこの世を去ったパガニーニには唯一の弟子(カミッロ・シヴォリ)がいたが、

シヴォリにすら自分の技術を十分に伝えていなかったため、演奏の流派としてはパガニーニ一代で

途絶えてしまいました。

そんなヴァイオリニストとして有名なパガニーニですが、作曲家としても有名であり、

その中でも「24のカプリース」は誰もが一度は耳にしたことのあるのではないでしょうか。


また「24のカプリース」についても追々ご紹介していければと思っています。

ヴァイオリニスト、作曲家と多才な面を見せるパガニーニにはもう一つギタリストという顔もあるのです。

フィレンツェの女性ギター奏者を愛人としていた影響もあるのではといわれています。


こんなに多才なのは本当に「悪魔に魂を売り渡した代償」かもしれませんね。


それではまた。


阿加井秀樹

阿加井秀樹が紹介する「ハンガリー舞曲5番」

 みなさんこんにちは。 阿加井秀樹です。   今回はヨハネス・ブラームスの「ハンガリー舞曲5番」についてご紹介します。   ヨハネス・ブラームスが作曲した全21曲からなる「ハンガリー舞曲集」の中でも、とりわけ人気が 高く、一度聴けば忘れられない旋律を持つのが「ハンガリー舞曲第5番...