今回もクラシック初心者向けの名曲をご紹介していきます。
「ロドリーゴ / アランフェス協奏曲」
ホアキン・ロドリーゴが1939年に作曲したギター協奏曲。他の曲と比べ比較的新しい楽曲となっています。
この曲は、スペインの世界的ギタリスト、ナルシソ・イエペスのレパートリーとして有名になりました。3楽章の構成で、特に第2楽章は哀愁漂う美しいメロディーでよく知られており、『恋のアランフェス』、『我が心のアランフェス』などと呼ばれています。
当時、スペインの古都アランフェスはスペイン内戦によって被害を受けました。スペインの画家ピカソの絵画「ゲルニカ」にも当時のスペイン国内の混乱と破壊の様子が象徴的に描かれています。
ロドリーゴは遠く離れた地におり難を逃れましたが、故郷の平和を想う気持ちからアランフェスを題材にこの曲を作曲しました。
今日、ギターの名曲として、多くの人に愛されています。作曲者であるロドリーゴはピアニストであり、ギター演奏に関する知識がほとんどなかったため、この協奏曲の作曲に際してレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサからの助言を得ているとのことです。
それではまた。
阿加井秀樹
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