2018年12月18日火曜日

エチュード



みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。

今回は、ショパンの革命のエチュードについてです。

「革命」は、ショパンが、ワルシャワ革命が失敗に終わったことを知り、祖国のことを心配して作ったとされていたのは過去の話。

現在有力な説は、ショパン自身は革命を意識せずに曲を作ったとされている説です。
そもそも「革命」と名付けたのは本人ではありませんしね。



ちなみに曲名はフランツ・リストが命名しております。ショパンは1810年にポーランドの首都、ワルシャワの近くの村で生まれました。

フランス革命は、ベルギー、イタリア、ポーランド(ワルシャワ)にまで及んだことは有名ですが、その当時、ショパンの故郷であるワルシャワの革命が失敗に終わってしまったことも重なりました。ワルシャワの革命が失敗に終わったため、祖国や家族のことを思って作った曲とつながったわけです。

時代背景は革命の真っただ中であったことに変わりはありませんので、「革命」という名がついたのは頷けます。


ちなみに革命のエチュードは、ピアノの練習曲としても有名です。
ピアノを攻撃するかのような激しい曲がいくつかあるので、初心者向けの曲というよりは上級者にとっての練習曲でしょう。ピアノ音楽史上、ベートーヴェンの「情熱」と並んで最高傑作として挙げられるほど有名な曲ですからね。




また、ドビュッシーやシューマンなど有名な作曲家たちがピアノのための練習曲を作ってきましたが、ショパンのレベルは相当高いものです。

この曲が生まれた時代背景も含めて、個人的に私の好きな曲の一つです。


それではまた。
阿加井秀樹




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