2019年7月1日月曜日

モーツァルト / クラリネット五重奏曲

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。

今回はクラシック初心者向けの名曲をご紹介していきます。

「モーツァルト / クラリネット五重奏曲」





モーツァルト作曲のクラリネットと弦楽器のための作品。モーツァルトが”ウイーンの最初のクラリネット名演奏家”と称賛されたアントン・シュタードラーと出会って、彼の為にあの傑作クラリネット協奏曲K622を贈ったことは有名ですが、この五重奏曲もやはりシュタードラーの為に書いた曲です。

モーツァルトはクラリネットが大好きでした。当時最新の楽器だったクラリネットのために、オペラや協奏曲など色々な曲の中で見せ場を作っています。

中でもこの曲では、今後のクラリネットの活用の仕方の模範を示したとも言えるほど可能性を広げました。クラリネットの特徴は何と言っても広い音域に柔らかい音色。そのどちらも活かしてモーツァルトはこの曲を作曲しました。自由自在に変化するクラリネットを楽しめる一曲です。



天国的で彼岸の境地の雰囲気を持つクラリネット協奏曲と比べると、ずっと現世的な美しさやロマンティシズムを感じさせます。この五重奏曲に影響を受けたブラームスも、同じ編成による一大傑作を書きましたが、あれこそは現世の人間感情そのものの映し絵でした。


それではまた。
阿加井秀樹

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