今回ご紹介していく名曲はこちらです。
「ベルリオーズ / 幻想交響曲」
フランスの作曲家エクトル・ベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲です。原題は『ある芸術家の生涯の出来事、5部の幻想的交響曲』。
「恋に深く絶望しアヘンを吸った、豊かな想像力を備えたある芸術家」の物語を音楽で表現したもので、ベルリオーズの代表作であり、初期ロマン派音楽を代表する楽曲であります。
現在でもオーケストラの演奏会で頻繁に取り上げられている名曲となっています。中でも特徴的なのが第5楽章に出てくるのが特殊管、Es(エス)クラリネット。このEsクラリネットは通常のクラリネット(B管、A管)よりも小さく、高い音が出ます。この曲では魔女の笑い声を表現しており、装飾音符やトリルがとてもインパクトがあります。Esクラリネットはクラリネット奏者が通常のクラリネットと持ち替えて演奏します。
登場する第5楽章までは音出しもせずに突然吹き始めなくてはいけなくて、とても大変なのだそうです。緊張感のある、Esクラリネットの魅力を充分に味わえる美味しいソロです。聴いたことのない方は是非聞いてみてくださいね。
それではまた。
阿加井秀樹
0 件のコメント:
コメントを投稿