みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
今回ご紹介していく名曲はこちらです。
「バッハ / フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調 BWV.1031」
バッハのフルート・ソナタの中でも最も有名で、傑作と言われています。
チェンバロが華やかに活躍する上に、バッハの宿命的な調性、ロ短調でフルートが典雅に歌います。
チェンバロは時には伴奏に徹してフルートを引き立たせ、時には前に出て歌うさまは、まるでコンチェルトを聴いているような充実ぶりです。
フルートとチェンバロ、またチェンバロの左手と右手が、それぞれカノンのように模倣し合うところも聴きどころです。
第2楽章は『シチリアーノ』としてよく知られています。
J.S.バッハが作曲したとされていますが、息子のC.P.E.バッハが作曲したとも伝えられているため、真偽は分かっていません。
『シチリアーノ』とは初期バロック音楽の舞曲でイタリアのシチリア島にルーツを持つ音楽です。
ゆったりとした旋律の美しさからフルートの名曲として愛されています。
わざわざドルチェ(甘く)と指示があるように、チェンバロの宝石のように美しい和音の上に、フルートが優しく奏でるメロディには、心がゆったりと癒されます。
それではまた。
阿加井秀樹
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