今回ご紹介する作品はフレデリック・ディーリアスのラ・カリンダです。
ディーリアスは1862年にイギリスに生まれました。
両親はドイツからの移民で本格的に音楽を学んだのもドイツだと言われています。
そのため純粋なイギリスの作曲家なのかと疑問を抱くとこではありますが、ディーリアスの作る曲は英国の調べなのです。
ディーリアスが最初に成功を手にしたのはやはりドイツで、1890年代終盤からハンス・ハイムをはじめとする指揮者がディーリアスの作品を紹介していました。
その後、ディーリアスは独自の技法を確立していきましたが、その音楽の人気は上がり下がりを繰り返し批判の的にもなっていたりします。
しかし浮遊感のあるディーリアスの曲はとらえようのない、つかめない、でもちゃんとメロディーとして残る何ともいえない感じに魅了される人は多いようです。
ラ・カリンダは歌劇コアンガの挿入曲であり、フロリダ組曲という作品の一部として使われていたものを、コアンガというオペラ作品に転用したものです。
どこか悲しく寂しい舞曲ですが、くっきりとしたわかりやすいこの曲が特に好きだという人も少なくありません。
ディーリアスの世界観にゆったり引き込まれてみるのもいいですね。
それではまた。
阿加井秀樹
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