みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回はピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」をご紹介します。
「偉大な芸術家の思い出」はピアノ三重奏曲イ短調作品50の通称で全部を聴くとなると50分にもなる大作なのです。
チャイコフスキーは法律家として働いていたのですが、
22歳のころから知人の紹介で音楽教育を行っているロシア音楽協会を知り、
本格的に音楽・作曲を学ぶことになります。
そのころ生活が苦しかったチャイコフスキーをいろいろと援助してくれた上司でもある大親友が亡くなり、
大親友の一周忌に向けて作曲されたと言われています。
第一楽章の冒頭の入りがとても暗く悲しい気持ちになるのは、
その大親友の死を思って書いたからかもしれません。
第二楽章ではロシアなまりのある旋律が印象的と言われており、
これはチャイコフスキーと亡くなった親友が音楽院の学生たちと一緒にモスクワ郊外の丘へ遊びに行ったときに地元の人たちと歌い踊ったときの思い出の旋律なのです。
そして最後は思い出から現実に戻るように冒頭の暗く悲しい旋律が流れ静かに終結していくのです。
とても長い作品ですが、お休みの日にでも何かにゆったり浸ってみるのも悪くないのではないでしょうか。
それではまた。
阿加井秀樹。
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