みなさんこんにちは。
阿加井秀樹です。
今回はベートーヴェンのピアノソナタ第23番「熱情」についてご紹介します。
通称「アパショナータ」と呼ばれベートーヴェンの中期の最高傑作のひとつと言われています。
このころのベートーヴェンは以前から患っていた難聴もかなり悪化しており、その絶望から1802年に遺書も書いています。
1803年ころにエラール製の新しいピアノが送られてきて今までのピアノより音域が広く幅広い音量で
演奏することが可能になり、「情熱は」その可能性を十分に活用した楽曲と言われています。
ちなみに「情熱」という副題は1838年にハンブルクの出版社クランツがピアノ連弾用の編曲版を出版する際に
つけたもので、それが今日までそのまま呼ばれているのです。
「情熱」という副題にふさわしく、燃えるような激しい感情がそれぞれの構成の中に違う形で表れています。
第2楽章ではゆったりとした曲調になるのですが、その中でも静かに燃え続ける炎のような情熱が溢れています。
対照的に第3楽章では16分音符が途切れることなく流れ続けます。
16分音符の早い流れのなかでも、耳にのこる大切な主旋律が繰り返されていき、
そのまま熱い情熱を持ったままフィニッシュを迎えます。
それではまた。
阿加井秀樹
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